レキソタンとは
レキソタンとはブロマゼパムを主成分とする精神安定剤・抗不安薬です。
抗不安薬ですので、一般的な薬局ではもちろん販売しておらず、医師の処方が必要な薬です。
不安などを抑える効果があると言われていますが、感じ方は人それぞれです。
自分に合っていないと感じたらすぐに医師に相談しましょう。
レキソタンの効果
レキソタンはベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。
主な効果
【働き】
このお薬は、おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます。心身症は、精神的な要因や自律神経の乱れがもたらす心と体の病気です。たとえば、ストレスで血圧が上がったり、胃腸の調子が悪くなったり、心臓がドキドキしたり、また、女性では生理不順を起こしたりします。
実際の処方例としては、上記のような心身症や不安神経症、パニック障害など各種の不安障害を中心に、自律神経失調症、更年期障害、うつ病や不眠症、統合失調症や躁病の急性期などに処方されています。 さらに、筋肉をほぐす作用があるので、緊張型頭痛や頸椎症、腰痛症、肩こり、けいれん性の病気などに応用されることも多いです。このように、この系統の薬は副作用が少なく安全性が高いこともあり、各診療科でいろいろな病気に幅広く使われています
おくすり110番
効果の感じ方は人により違いがあります。
レキソタンの主な効果
- 抗不安作用
- 催眠作用
- 筋弛緩作用
- 抗けいれん作用
特に抗不安作用が強く不安が強く、不安感からの失敗や苦手意識で予期不安から逃げてしまうという悪循環を断ち切ってくれることがあります。
他のベンゾジアゼピン系の薬と同様に催眠作用がありますが、それほど強くはありません。
しかし、運転時の服用は避けて下さい。
レキソタンのデメリット
これは僕が実際に服用していて感じたデメリットです。
- 依存性が強い
- イビキをかいてしまう
- 催眠作用が抜けない
レキソタンの依存性
他のベンゾジアゼピン系の薬と同様に依存性が強く、自己判断で服用をやめると離脱症状が出ることがあります。
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レキソタンをオーバードーズ(OD)していた時の楽しさと苦痛
僕は19歳の時に製薬会社の社会不安障害CMを見て、初めて心療内科を受診しました。 それまでは自分の赤 ...
依存のせいで常に飲んでいないと、飲まないといけないという新たな不安が出る場合があります。
僕の場合は飲んでいないと不安で常に飲んでしまい、OD気味になることが多々あります。
イビキをかいてしまう
自分ではわからないのですが、寝ている間に妻にイビキがうるさいと起こされることがよくあります。
睡眠外来を受診し睡眠時無呼吸症候群の検査をしましたが、そうではなくレキソタンによる筋弛緩作用により、睡眠時に下が喉奥に落ち込んでしまいイビキをかいているだろうとのことでした。
よくベンゾジアゼピン系の薬を服用時は睡眠が浅いと言われますが、ひとつの原因として上記のような事が当てはまるんではないか?と考えています。
催眠作用が抜けない
処方通り服用していたとしても、毎食後の服用ですと常に効果がある状態ですので催眠作用が効いている事になります。
すぐに寝てしまう位眠たいという人もいれば、起きてしっかりしているけど何だか眠たい程度の人もいると思います。
耐性や相性によるものもあるので一概には言えません。
レキソタンに依存しないためには
僕はもうレキソタンなしでは、生活できないレベルまで依存してしまっています。
今思うと依存を断ち切るタイミングはいくらでもあったと思います。
医師の処方通りに服用する
不安が軽くなるからといって、自己判断で飲みすぎてしまわないこと。
これに尽きるとおもいます。
処方通りに服用していたとしても依存する可能性はありますが、一度でもレキソタンを多めに飲んでしまうと
それが自分にとっての標準となってしまい、飲まないと落ち着かなくなります。
離脱症状のキツさを体感する
既に依存してしまっている方は、医師に相談してください。
自己判断で服用をやめてしまうと
- 猛烈な不安感
- 頭痛
- 震え
これらが襲ってくる可能性があります。
医師の指示で減薬していても上記のような事は起こってしまうかもしれません。
一度これらを体感すると薬が足りなくなることからの離脱症状が怖くなり、ODを防げるかもしれません。
すでに依存している場合は減薬専門医へ通うことを検討する
現在、僕自身も検討していることですが、レキソタンとの関係を断ち切るために減薬専門の病院へ通うことです。
そういった病院が少なく、通える範囲で探しているのですが中々見つかりません。
現在服用している方にとってベンゾジアゼピン系の薬を断薬するのは、かなり過酷なことかもしれません。
しかし、いつかは関係を断ち切らなくてはならないと考えた事はあるでしょう。
僕も何度もそう考えてはいますが、中々思い切る事が出来ず未だにレキソタンを服用しています。
今はまだレキソタンに頼るしかありませんが、いつかは必ず断ち切れると信じています。
現在依存している方も、断薬出来るよう祈っています。
離脱症状のキツさは本当にツライです。
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